KAKA鍼灸院

【アメリカ癌研究機関】乳がん治療後ケアに鍼が一定の効果ー260名比較実験で検証

         乳がん治療後ケアに鍼が一定の効果を示した論文の要点をご紹介します。

 

 アメリカ癌学会(AACR)が発表した「乳がん治療後のアフターケアとしての鍼」に関する260名比較実験の研究で、乳がん治療後に起きやすい「集中力低下(いわゆるブレインフォグ)」に対して、鍼がどの程度役立つのかを検証した比較試験です。

 

■ 研究の概要
・対象:治療を終えて再発の兆候がなく、「認知の不調」と「不眠」を自覚する乳がんサバイバー
・人数:260名
・比較:実際の鍼/偽鍼(プラセボ)/通常ケア の3グループ
・期間:週1回×10週間(10週時点が主要評価、26週でも追跡)

 

■ 結果
1)「本人が感じるつらさ」は、鍼群で通常ケアより改善が大きかった。
2)さらに、記憶テストなどの“客観評価”では、実鍼が偽鍼より良い結果が出た。
→ 主観だけでなく「実際のパフォーマンス改善」が起こる可能性が示された点が重要
1)、2)により、治療後の生活の質(QOL)を支える「アフターケア」として鍼灸が有効とのことです。

 

 原文は英語の論文となっていますが、よろしければ下記のタイトルで検索してお読みください。

 

Acupuncture May Help Improve Perceived Breast Cancer-related Cognitive Difficulties Over Usual Care.  AACR(American Association for Cancer Research)

 

 鍼灸はがん治療の補完療法として様々な役割を果たし、以下のような効果が期待されています。

・身体症状の軽減:化学療法による吐き気や疲労感、痛みの緩和、心理的・精神的サポート:がん患者のストレスや不安を軽減し、生活の質(QOL)を向上させる効果

 

・免疫力の向上:身体の自然治癒力を高め、がん細胞の抑制や再発の予防をサポート

 

・手術後の回復促進:手術後の腸閉塞の予防や、抗がん剤治療の副作用に対する効果

 

 がん治療において、患者は治療を継続しやすくなり、全体的な治療効果も向上することが期待されます。また、医師との連携を図ることが重要です。本院では、患者さまの病状により、補完療法として鍼灸と漢方を適切に併用して、治療効果を最大限に引き出し、生活の質の向上をサポートさせていただきます。

  どうぞKAKA鍼灸院・嘉心薬店(Tel: 090-9122-8871)までお気軽にご相談ください。

 

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